1953-02-19 第15回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第5号
○久米証人 御木本在店中にしばしば外国に参りまして、ニユーヨークにしばらくおつたことがあります。それからヨーロツパにも参りましたし、その都度貴金属関係あるいはダイヤモンドのカツテイングの工場、そういうようなものを時間の許す限り見学いたしました。それからニユーヨークにしばらく滞在中に、コロンビア大学の鉱物学教室に初めて宝石の講座が開かれまして、約半年ばかり毎日それに通つておりました。それでこつちへ帰りまして
○久米証人 御木本在店中にしばしば外国に参りまして、ニユーヨークにしばらくおつたことがあります。それからヨーロツパにも参りましたし、その都度貴金属関係あるいはダイヤモンドのカツテイングの工場、そういうようなものを時間の許す限り見学いたしました。それからニユーヨークにしばらく滞在中に、コロンビア大学の鉱物学教室に初めて宝石の講座が開かれまして、約半年ばかり毎日それに通つておりました。それでこつちへ帰りまして
○久米証人 やつてくれというので、それから進駐軍関係の仕事をずつと一昨々年ですか、平和条約のときまで継続してやつておりました。以上でございます。それからあと大蔵省の接収解除の関係をやつておりました。先ごろそれは終りました。
○久米証人 明治三十三年郷里の方から初めて上京いたしまして、御木本真珠店に入りました。年十三、四のときでありました。それからずつと御木本真珠店に在店いたしまして、大正九年に店をしりぞきまして、宝石の輸入業を始めたのであります。それからずつと輸入業を継続しておりまして、七・七禁令並びに九・一八物価停止令当時からこの戦争にかけまして、仕事はほとんど休業状態になつて今日に至つております。その間東京貴金属同業組合
○政府委員(久米武文君) その関係は従来と今度の法案とでは全然同じでございまして、従来からこの補助金と申しますものは、日本専売公社の予算、政府関係機関の予算の中の歳出に計上されておりまして、その点はもう従来と同じでございます。
○政府委員(久米武文君) 只今御質問になりました第一点の補助の主体の点でございますが、これは今度の、只今御審議を願つておりまする法案におきましても「公社に補助を行わせる」、国は公社に補助を行わせるということになつておりまするが、これは現行法におきましても同様に日本専売公社に補助を行わせるということを言つておりますので建前は現在と同じでございます。それから補助の内容につきましては、従来の災害復旧の補助
○政府委員(久米武文君) 小名浜の製塩工場における塩の生産コストの問題につきましては、詳細な説明を専売公社の塩腦部長よりいたします。
○政府委員(久米武文君) 先ほど下條委員のほうから御指摘になりましたのは、終戰直後にできましたところの極めて小規模な電気製塩の施設でございまして、そういうものがその後の情勢の変化で遊休施設化してしまつたというわけでございます。 それから今度公社で直営にいたしましたところのまあテスト・フランとしての福島県の小名浜の工場は、これは能力として年産一万トンというのを目標といたしまして、その原価計算も、今の
○政府委員(久米武文君) 只今の電気製塩関係の資料は、間もなく公社の塩脳部長が参りまして申上げることに相成つております。暫らく御猶予お願いいたします。塩脳部長から申上げます。 詳細は間もなく塩脳部長が参りまして申上げることに相成つておりまするが、大体のことを申上げますると、終戰直後の、いわゆる塩が非常に不足いたしました時代に、塩の需給を図つて自家消費の塩を増産するというふうな政策がとられました際に
○政府委員(久米武文君) 私前に法律の條文解釈の点だけ御説明申上げましたけれども、実際の運用面は、只今御指摘になりましたようなことに相成ると思います。
○政府委員(久米武文君) この第十九條第一項の立法の趣旨が達成されるように、手続等におきましてはできるだけ無駄な手数を省くという趣旨で運用して参りたいと思います。
○政府委員(久米武文君) 大蔵省令で定めますところの金額の限度というものにつきましては、現在の諸般の情勢の下におきましては、一割五分を限度とするという考えでございます。今後状況が変化いたしますれば、今後における情勢をよく睨み合せまして、適当なる運営を図らなければならないと考えております。
○政府委員(久米武文君) 只今御審議中のたばこ専売法の一部を改正する法律案、これは国会内において多年の懸案で研究中の事項でございまして、その研究中の段階におきましては、我々事務当局としてもいろいろ意見もございましたけれども、只今まで進行いたしました状況では、衆議院の半ば一致した御要望としての議員提出法律案が、ここで御審議に相成つておるのでありまして、この十九條の第一項の但書には、但書を適用する場合はどういう
○政府委員(久米武文君) 今後の我が国におきまするところの塩の需給状況その他各般の事情を考えまして、必要な研究は進めたいと考えております。
○政府委員(久米武文君) 只今御審議を願つておりまする法案の第二条の九項に改良事業として定義を掲げた条文がございます。塩田の新設の場合に、この第二条第九項の第一号によりまして、塩田堤防の新設というものはここに入るわけであります。それから二号によりまして、塩田新設に関連するところの用排水施設の新設、この二つは入るわけであります、一号と二号と。それで、それ以外の塩田地盤そのものにつきにましては、専売公社内部
○久米政府委員 残りの六割は葉タバコの等級を鑑定して、收納代金が何十何円というふうにはつきりいたしまして、確定した上でお払いいたします。
○久米政府委員 現在専売公社で收納いたしまする葉タバコの收納代金は、現在の実行上九月に入りますと、收納代金の四割の範囲内において概算払いができるというふうな仕組みになつておりますので、結局七月には一割五分という限度があり、それから九月に入ればさらに二割五分つけ足して、前後二回を通算して四割というふうな——これごく常識的に申し上げてのことでありまして、会計法上の用語その他の点は正確に申し上げられませんけれども
○久米政府委員 ただいま井上さん外百二十八名の提出にかかるたばこ専売法の一部を改正する法律案、これは国会の各党派を打つて一丸とする、国会みずからイニシアチーヴをとられました完全な議員立法であります。この法律案の審議の途中におきまして、実は大蔵省の事務当局間におきましては、いろいろ論議を重ねた事項もございますが、国会の皆様が政策としてこういうことがせひ必要だということでお進めになります場合に、実際に收納代金
○政府委員(久米武文君) 製塩設備並びに製塩技術の改善ということは最も重要なことでございまするが、これにつきましては公社の例えば技術の面につきましては製塩につきましては試験場等でいろいろ技術試験を行うとか、それから塩田からとれますところの鹹水を塩に焚き上げまするところのいわゆる煎熬施設というものにつきましては、これは真空式又は蒸気式の製塩法が企業の採算的な見地から見ましても塩の品質をよくするという点
○政府委員(久米武文君) 食用塩の全量を国内で確保するというのは大体の目安といたしましては食用塩七十万トンは国内で確保するということでございまして、この七十万トン国内で確保するという目標に対しまして、差当りの目標でございます。差当りの自標に対しまして現在大体我が国の塩田等によりますところの塩の生産能力、キヤパシテイーといたしましては大体六十万トンあると考えております。但し最近は年々台風の関係で風水害
○政府委員(久米武文君) 製塩施設法案の内容説明を申上げます。従来国内におきまするところの塩の生産を確保いたしまするために、塩田等が災害に参かかつた場合には、災害復旧の事業費につきまして補助を與えて参つております。それは塩田等災害復旧事業費補助法という現行法でございます。この塩田等災害復旧事業費補助法によつて災害復旧事業の円滑な遂行を図り、そうして塩の生産を確保するというのが従来とつて参つた政策でございまするが
○久米政府委員 ただいま御指摘になりましたのは、日本専売公社の扱う塩についての回送の問題であると思います。従来日本塩回送株式会社が、公社の扱う塩、つまり国内で生産されまするところの塩、及び外国から輸入いたしまするところの塩の回送を一手に扱つておりました。この一手に扱つておるのは、いろいろな見地から誤解も招きやすいし、公社の事業の能率的な運営という面から、反省を要する点はないかというふうな点を、国会で
○政府委員(久米武文君) 塩蔵用塩につきまして特別価格を設けましても、私はそのために一般用塩がかぶつているとか、影響を受けているというふうな表現の仕方とか観念の仕方はとりたくないのでありまして、この塩蔵用塩に限らず、各種の塩につきまして、原価に公社としての必要最小限度の適正な諸掛りを加えた値段で売るということは、これは根本的な原則で、この点については全く同感で、現在矛の通りやつているわけでございます
○政府委員(久米武文君) 漁獲物を塩蔵いたします際の塩は、塩蔵をいたします業に、仕事ですね、業に携わつておられるかたといたしましては、非情に採算上重大な問題でありまして、輝が従来ややもすれば高過ぎたために、若しもつと安ければ塩蔵になる、食品になるという漁獲物が塩蔵の段階に粛ませんで、放任されてこやしとなつておつた。肥料となつておつた。そういうふうなものがこの特別価格の設完によつて塩蔵用の食品となつて
○政府委員(久米武文君) 塩歳用塩につきまして特別価格を設けることの必要な理由は、只今御指摘の通りでございまして、それによりまして現実に塩蔵漁獲物の供給が殖えて、供給が殖えることによつて価格はおのずから下るという現象は当然起て来ると考えております。 それから予算の関係につきましては、只今申されました通り、塩の事業と申しますものは、何ら専売益金を予定しているものではございません。収支がバランスし、事業
○政府委員(久米武文君) 只今の塩蔵用塩の特別価格の問題及び一般用塩の値下の問題、これにつきましてお答えいたしたいと思います。先ず従来当委員会におかれまして、できるだけこの一般用塩の価格を下げてくれ、一般用塩の原価と申しますか、コストに応じた適正な価格で以て塩をできるだけ安く売らなければならないという御意見に対しましては、私ども大蔵省の者といたしまして、又專売公社で実際に事務を担当しております者としても
○政府委員(久米武文君) 塩專売法の一部を改正する法律案、これは皆様よく御存じの通り、塩蔵漁獲物の製造の用に供する塩につきまして、塩の特別定価を設けるということが各方面の御要望でございまして、国会両院を通じまして非常に強く御要望になつておりましたのでございます。政府といたしましても、その御要望に応える意味におきまして、実は昨年の二月に閣議決定をいたしまして、政府提出案を用意いたしたのでございますが、
○久米政府委員 法案としては、ただいま御審議を願つておりまする法案で十分と考えております。ただ将来の問題といたしましては御意見のあるところはよく考えます。
○久米政府委員 陶管用の塩につきましては、三宅委員はたびたびこの委員会の席上で御意見を述べておられます。制度的には困難と考えますが、実際問題としての処理を考えて行きたいと思つております。
○久米政府委員 塩専売法の一部を改正する法律案、これは皆様よく御承知の通り、長い間の懸案になつていた問題でございまして、実は昨年の春、政府提案で同じ内容の法律案を提出しようといたしたのでございますが、当時司令部の中に一部の反対意見がございまして、政府として正式のオーケーを得ることができません。しかし正式の反対もなく、いわゆる握りつぶしという状況に相なりました。その後国会の皆様は、この塩蔵用塩の特別価格
○久米政府委員 いろいろ御注意ありがたく拝聴いたしましたが、現在日本専売公社が正式に輸入いたしまして、正式ルートでもつて日本人一般に供給しておりますタバコには、たとえばラッキー・ストライクならラッキー・ストライクで一例を申しますと、パラフィン紙で上を包んでございますが、あの中央のところに日本専売公社の証票が張つてありますから、タバコを見ますと、これは正式に公社の譲り渡した合法的なタバコであるか、あるいは
○久米政府委員 ただいま御審議を願つておりますところのたばこ専売法等の臨時特例、これは行政協定に伴いまして、現行法のままで条約が発効になれば、違法となるというふうな特殊な行為を合法化する、つまり軍人軍属等の輸入あるいは軍人軍属仲間の間の譲り受け、譲り渡しというふうなものを合法化するという、きわめて形式的な立法でございまして、ただその輸入もいろいろ濫用されてはいけませんので、特に携帯輸入等の場合には、
○久米政府委員 個人でありますれば、通常合衆国に居住する個人ということで、大体向うにおりまして、特にある仕事のために向うの軍隊がアメリカから連れて来る人、そういうふうな限定に相なつております。
○久米政府委員 この「契約者等」は、これは所得税の方にも関税の方にも全部同じ定義になつておりまして、こちらの法律で申し上げますると、この三ページでございますが、第二條の七項に『「契約者等」とは、通常合衆国に居住する個人又は合衆国の法律に基いて設立若しくは組織された法人で、條約第一條に掲げる目的の遂行のために合衆国軍隊が使用することは日本国が同意した施設及び区域の建設、維持又は運営に関して合衆国政府と
○久米政府委員 行政協定の実施に伴うたばこ専売法等の臨時特例に関する法律案の内容を、御説明申し上げます。 この法律の主たる部分は、第三條の輸入等の特例、第四條の讓渡等の制限の特例の二箇條でございますが、その前に第一條に目的があり、第二條に用語の定義がございます。この第二條の用語の定義のうちで、第一項から第七項までに掲げました用語の定義は、行政協定の実施に伴う関税法等の臨時特例に関する法律案における
○政府委員(久米武文君) 先ず製造たばこ用巻紙の点を先にお答えいたしますが、ここで特に「巻紙」と書きましたのは、そう大量の巻紙が入るというふうなことを想定しておるわけではございませんで、例えばごく特殊な場合に罐入りの中へはきざんだたばこが入つている、別に巻紙の小さい紙つぺらがくつついているというふうな特殊な製品がございますので、そういうふうな特殊な場合にもその輸入が違法にならないというごく特殊な場合
○政府委員(久米武文君) 不正外国たばこによりますところの反則の関係は、大体一年間四十億円くらいの輸入たばこが街で動いているというふうに專売公社では見ております。大体全体の闇たばこというものを百億円くらいということにいたしておりますが、その百億円中の四十億円程度が外国の関係である洋モクである。この洋モクの取締につきましては專売公社としてたばこ專売法の定めるところに従つて取締に全力を注いでいるわけではございますが
○政府委員(久米武文君) 携帯輸入の場合には、その携帯輸入一回について、それから郵送の場合には郵送される郵便物一箇につき、そういう意味に御了承願います。
○政府委員(久米武文君) 第三条の第三号及び第四号は、合衆国軍隊の構成員、軍属或いはその家族、契約者等という一定の資格、特定された資格を持つた人が、その私用のために携帯輸入する場合、これが三号でございます。その場合は数量的な制限をつけてございます。それから第四号は軍事郵便で郵送される場合でございまして、この場合におきましても、一回に郵送されるその数量についても同じく数量的な制限がついておるわけでございまして
○久米政府委員 さようでございます。
○久米政府委員 葉タバコの収納価格の決定についての審議機関を、ただいま設ける必要があるかどうかという問題につきましては、ただいま公社の生産部長からお答えした通りでございます。なお将来の問題ということに相なりますれば、これは公社内部で十分検討いたしまして、公社としての最終的な結論が出ましたときは、大蔵省としてもそのラインに沿いまして、十分検討し、考慮するということになると思います。
○政府委員(久米武文君) この第三十六條の関係でありまするが、「この法律は、公布の日から施行する。」、制度的にはその日からこの法律は施行になるわけでございますが、実際の運用と申しまするものは、予算総則にこの関係の必要な條項の御審議を頂きまして、予算総則が改まりましたのもに実際の適用が行われることになつております。
○政府委員(久米武文君) 只今御指摘の通り、この塩田等災害復旧事業費補助法の一部改正によりまするところの補助率の引上げ、この引上げ方は、間もなく国会に提出されるであろうところの農林水産業関係の施設というものの災害復旧の補助率と同じことに相成る見込みでございます。法案は三つ揃えまして検討いたしております。ただ手続的な関係で農林水産業等の提案が遅れているのではないか、そういうふうに私ども考えております。
○政府委員(久米武文君) 只今議題となりました両法律案の内容につきまして御説申上げます。 先ず塩田等災害復旧事業費補助法の一部を改正する法律案でございまするが、御承知の通り塩田等災害復旧事業費補助法という法律は昭和二十五年の十二月にできました法律でありまして、我が国における塩の需給の円滑を図り、国内で使う食用塩というものは国内で生産を確保するという大方針の下に、塩田災害復旧の万全を期するというための
○久米政府委員 ただいま専売公社の塩脳局のしよう脳課長からお答えいたしました通り、しようのう事業の円満な運営ということをまず第一に念頭に置きまして、具体的な問題につきましては、公社の当該地方局と当該の町との間によく話合いをつけて、お互いに納得するような結論を得たいということは、先ほどしよう脳課長から答弁いたした通りであります。実地調査の時期につきましては、できるだけ早く町にも御協力を願いまして、共同調査
○久米政府委員 塩の収納価格と申しますものは、国内におけるところの塩の生産量を確保するということも、十分念頭に入れてきまつておるのでございまして、御承知の通り収納価格は、昨年の八月にトン当り一万二千円に引上げましたが、本年のたしか一月十四日からだと思いますが、一万三千円ということに相なつております。従来塩の生産について、いろいろ御苦心を重ねて来られたところの塩業者の方々には、まだ御不満の点もあろうかと
○久米政府委員 塩田に対しまする政府資金の供給につきましては、御承知の通り農林漁業資金融通特別会計から——例を四月以降の昭和二十七年度にとりますと、十億円の融資を予定いたしております。これは御承知の通り塩田から鹹水をとりまする採鹹と申しまする事業の部面にも、またその鹹水をたき上げる蒸気利用式、あるいは真空式のいわば工場設備の面につきましても、十分にその実情に応じて資金を供給したいということで、せつかく
○久米政府委員 ただいまお尋ねの、タバコ小売人に対しまして日本専売公社がタバコを売り渡しました場合、その代金は現金で納めるのが原則でございます。現在現金に準ずべき十分信用あり、流通力を持つております小切手と、銀行小切手は、現金に準じた取扱いに相なつております。今御指摘の農協の小切手の点、これは従来からいろいろ研究はいたしておる問題でございまして、突如事情が変更したということはないと了解しております。